2015年08月15日

坊主丸もうけ

先日、家族でお参りに来られたお檀家さんが、寄付金と毎年の年会費や塔婆代金を支払われたあとに本堂にお参りされ、そこで
「坊主丸もうけやな」
と言っておられるのを、たまたま本堂の襖の後ろで着替えていた弟子のひとりが聞いてしまいました。
弟子は思わず笑いそうになったらしいのですが、なんとなく気づかれたら気まずいかな、と思い、そのまま隠れていたそうです(笑)
「坊主丸もうけ」
確かにこの言葉、よく耳にします(笑)
、、、が、
言われるほど儲かってません。。あせあせ(飛び散る汗)お寺さんはみなさん同じ意見だと思うのですが、お寺は思ったより経費がかかります。建物が一般の住居に比べ大きいので、改修したり、修復したり、新しいものを買ったり(例えばエアコンやストーブを買っても最大級のものでないと効かないですしあせあせ(飛び散る汗))電気代などの光熱費もたぶん一般家庭の倍以上はかかってしまいます。
年会費も昨年何十年かぶりに値上げしましたが、この近辺の墓地(京都のほぼ真ん中でかなり便利な立地)のわりにはリーズナブルなほうだと思うしあせあせ(飛び散る汗)常に掃除もしているし(草取りたいへんですあせあせ(飛び散る汗))。
あと、僧侶の仕事はただお経を読んでいればいい、と思われがちですが、僧侶になるには1日ではなれないですし、それなりに勉強や厳しい修行を重ねていて、24時間営業で、思ったより肉体労働だったりしますたらーっ(汗)
税金を払わなくていいと思われていますが、所得税は払っていますし。
しかし、いちばんのプレッシャー(?)は、この歴史ある本昌寺を更に興隆させ、私たちが祖父祖母から受け継いだように、次の世代にきちんと引き継ぎ、ご縁のある檀家さんや信者さんが亡くなった後も安心してもらえることです。
数十年後にはお寺自体が半数になってしまうという説があります。
どんなお仕事でも大変なのは同じです。
思われている以上に頑張っているつもりです(笑)

それにしても本堂の仏様の前で「坊主丸もうけ」という言葉を言わせてしまったこと、私たちの日頃の布教活動が足りなかったのだ、と反省しましたたらーっ(汗)
posted by 本昌寺 at 23:36| Comment(2) | TrackBack(0) | お寺